
リンクルの設置方法は対象ガスの濃度や使用量に応じ適切な設置をご提案いたします。
下記にご紹介させていただいた設置方式以外にも臨機応変に対応しております。
単胴式
ベーシックな設置方法です。施工も他の設置方法と比べると容易です。

11台のリンクルを設置し対象溶剤を充填した活性炭に吸着させて排気いたします。
2リンクル出口側の濃度を管理しリンクルが破過したら交換時期となります。濃度の管理については検知管等による自主管理もしくは濃度計(オプション)による自動測定実施します。
3破過したリンクルの交換作業を実施します。
双胴・並列切替式
風量や濃度が多い場合、数台に分配して吸着します。

12台のリンクルを並列に繋ぎ片方ずつ吸着させます。
2最終排気の出口濃度を管理しリンクルが破過したらリンクルを切り替えます。濃度管理については検知管等による自主管理もしくは濃度計による自動測定で実施します。
3切り替えたリンクルが破過する前に破過したリンクルの交換作業を実施します。
直列バックアップ式
出口濃度をより確実に清浄に保つ事ができます。

12台の吸着ベースを直列に繋ぎ後方に設置した缶体でバックアップします。
2先頭と後方(バックアップ)のリンクルの間で濃度管理をし、破過したらリンクル交換の時期となります。濃度の管理については検知管等による自主管理もしくは濃度計による自動測定で実施します。
3破過した先頭のリンクルを回収し後方のリンクルを先頭位置に移設します。
4後方の位置に蒸気脱着済のリンクルを設置します。

VOC、塩素系有機溶剤、地下水浄化
交換式排ガス処理システム